藩IDデータセット

藩IDデータセットは、江戸・明治時代の藩として408藩に識別子(ID)を付与し、藩名と別名も定義したデータセットです。(1) 国・地域IDデータセットを新たに作成し、藩と国を識別子で結合しました。(2) 藩に関する独自の情報として、研究論文数に基づく注目スコアを追加しました。(3) 幕末期近世村領域データセットと連携し、藩の領分を可視化しました。詳しくは作成方法をご覧ください。

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藩ID 藩名 別名 国・地域ID 国・地域名 注目スコア 補足説明
H001 松前 福山 P001 蝦夷地 34
H002 P001 蝦夷地 1
H003 弘前 津軽 P002 陸奥 39
H004 黒石 P002 陸奥 1
H005 斗南 P002 陸奥 2
H006 盛岡 南部 P002 陸奥 56
H007 七戸 P002 陸奥 1
H008 白石 P002 陸奥 1
H009 八戸 P002 陸奥 13
H010 仙台 伊達 P002 陸奥 71
H011 一関 P002 陸奥 4
H012 岩沼 P002 陸奥 0
H013 中村[相馬] P002 陸奥 9
H014 三春 P002 陸奥 3
H015 守山 P002 陸奥 3
H016 磐城平 磐城, 平 P002 陸奥 8
H017 湯長谷 P002 陸奥 1
H018 P002 陸奥 1
H019 窪田 菊多 P002 陸奥 1
H020 白河 P002 陸奥 6
H021 白河新田 P002 陸奥 0
H022 石川 P002 陸奥 1
H023 浅川 P002 陸奥 0
H024 棚倉 P002 陸奥 3
H025 梁川 P002 陸奥 1
H026 下村(陸奥) P002 陸奥 0
H027 桑折 P002 陸奥 1
H028 下手渡 P002 陸奥 1
H029 福島 P002 陸奥 2
H030 二本松 P002 陸奥 9
H031 会津 若松, 会 P002 陸奥 41
H032 大久保 岩瀬 P002 陸奥 0
H033 秋田 久保田, 佐竹 P003 出羽 39
H034 秋田新田 久保田新田 P003 出羽 0 元禄14年(1701)に秋田藩(H033)より1万石の新田分知を行ったのが秋田新田藩(H034)の創始である。ただし、特定の領域や領内支配を行う藩庁をもたなかった。享保17年(1732)当主が秋田藩5代藩主の養子となったため、1万石を本藩である秋田藩に返上することとなった。
H035 秋田新田[岩崎] 久保田新田 P003 出羽 0 元禄14年(1701)に秋田藩(H033)より2万石の新田分知を行ったのが秋田新田藩(H035)の創始である。ただし、特定の領域や領内支配を行う藩庁もなかった。明治元年(1889)に当主がはじめて秋田藩領内に移住した。その後戊辰戦争の功績により明治2年(1870)に居地を岩崎に移し、新藩岩崎藩(H036)が成立した。
H036 岩崎 秋田新田, 久保田新田 P003 出羽 1 岩崎藩(H036)は、明治2年(1870)戊辰戦争の功績により、秋田新田藩(H035)当主が居地を岩崎に移したことで成立した。
H037 亀田 P003 出羽 2
H038 本荘 P003 出羽 1
H039 矢島 P003 出羽 1
H040 新庄(出羽) P003 出羽 3
H041 庄内 荘内, 鶴岡, 大泉 P003 出羽 24
H042 大山 P003 出羽 1
H043 松山(出羽) 松嶺 P003 出羽 3
H044 村山 P003 出羽 0
H045 長瀞 P003 出羽 1
H046 天童 P003 出羽 1
H047 山形 P003 出羽 3
H048 上山 P003 出羽 1
H049 高畠 P003 出羽 1
H050 米沢 米, 上杉 P003 出羽 27
H051 米沢新田 P003 出羽 1
H052 松岡(常陸) 手綱 P009 常陸 1
H053 水戸 P009 常陸 44
H054 額田 P009 常陸 0
H055 松川 P009 常陸 1
H056 宍戸 P009 常陸 1
H057 石岡 府中 P009 常陸 1
H058 保内 P009 常陸 0
H059 笠間 P009 常陸 4
H060 下館 P009 常陸 3
H061 下妻 P009 常陸 1
H062 北条(常陸) P009 常陸 1
H063 志筑 P009 常陸 1
H064 玉取 P009 常陸 1
H065 土浦 P009 常陸 5
H066 谷田部 P009 常陸 1
H067 小張 P009 常陸 0
H068 麻生 P009 常陸 1
H069 牛久 P009 常陸 1
H070 竜ヶ崎 竜崎 P009 常陸 1
H071 黒羽 P004 下野 4
H072 大田原 P004 下野 1
H073 那須 P004 下野 1
H074 喜連川 P004 下野 1
H075 烏山 P004 下野 2
H076 宇都宮 P004 下野 3
H077 高徳 P004 下野 1
H078 鹿沼 P004 下野 0
H079 茂木 P004 下野 1
H080 上田(下野) P004 下野 4
H081 壬生 P004 下野 1
H082 吹上 P004 下野 1
H083 大宮 P004 下野 0
H084 皆川 P004 下野 1
H085 佐野 P004 下野 2
H086 足利 P004 下野 1
H087 沼田 P005 上野 4
H088 前橋 厩橋 P005 上野 6
H089 館林 P005 上野 4
H090 上里見 P005 上野 0
H091 篠塚 P005 上野 1
H092 伊勢崎 P005 上野 1
H093 高崎 P005 上野 6
H094 安中 P005 上野 3
H095 吉井 P005 上野 1 多胡郡吉井に陣屋を置いた藩で、廃藩と立藩を繰り返した。吉井に藩庁をおいた期間は天和2年(1682)-元禄11年(1689、廃藩)。その後、藩庁は矢田に移され矢田藩(H096)が立藩した。宝暦期に再び吉井に藩庁を戻したが、陣屋の名称は引き続き矢田陣屋とされた。元治元年(1864)にこれを吉井陣屋と改称したことで、以後正式に吉井藩(H095)と称された。
H096 矢田 P005 上野 0 上野国多胡郡矢田に陣屋を置いた藩。、宝永6年(1709)吉井から矢田に藩庁を移し、矢田藩(H096)が立藩した。宝暦期には再び藩庁が吉井に戻されたが、陣屋の名称は引き続き「矢田陣屋」と称した。元治元年(1864)にこれを「吉井陣屋」と改称したことで、以後は正式に吉井藩(H095)と称されるようになった。
H097 七日市 P005 上野 1
H098 小幡 P005 上野 1
H099 結城 P008 下総 1
H100 古河 P008 下総 6
H101 関宿 P008 下総 4
H102 大輪 P008 下総 0
H103 小見川 P008 下総 1
H104 多古 P008 下総 0
H105 高岡 P008 下総 1
H106 舟戸 船戸, 藤心 P008 下総 0
H107 佐倉 P008 下総 12
H108 生実 P008 下総 1
H109 曽我野 P008 下総 1
H110 柴山 P007 上総 1
H111 松尾 P007 上総 1
H112 大網 P007 上総 1
H113 一宮 P007 上総 1
H114 大多喜 P007 上総 2
H115 勝浦 P007 上総 1
H116 菊間 P007 上総 1
H117 鶴舞 P007 上総 1
H118 高滝 P007 上総 0
H119 八幡 P007 上総 1
H120 苅谷 P007 上総 1
H121 五井 P007 上総 0
H122 鶴牧 P007 上総 1
H123 請西 P007 上総 1
H124 貝淵 P007 上総 1
H125 桜井 P007 上総 1
H126 久留里 P007 上総 2
H127 飯野 P007 上総 1
H128 小久保 P007 上総 1
H129 佐貫 P007 上総 1
H130 花房 P006 安房 1
H131 東条 P006 安房 1
H132 勝山(安房) 加知山 P006 安房 1
H133 北条(安房) P006 安房 1
H134 館山 P006 安房 1
H135 長尾 P006 安房 1
H136 岡部 P010 武蔵 1
H137 P010 武蔵 6
H138 久喜 P010 武蔵 0
H139 野本 P010 武蔵 0
H140 岩槻 P010 武蔵 3
H141 川越 P010 武蔵 10
H142 喜多見 P010 武蔵 1
H143 六浦 金沢 P010 武蔵 5
H144 玉繩 甘縄 P011 相模 1
H145 荻野山中 P011 相模 1
H146 小田原 P011 相模 10
H147 村上 本庄 P021 越後 6
H148 黒川 P021 越後 1
H149 三日市 P021 越後 1
H150 新発田 P021 越後 10
H151 沢海 P021 越後 1
H152 村松 P021 越後 2
H153 与板 P021 越後 1
H154 長岡 P021 越後 14
H155 三根山 峰岡 P021 越後 2
H156 椎谷 P021 越後 1
H157 高田 P021 越後 10
H158 高柳 首城 P021 越後 0
H159 糸魚川 清崎 P021 越後 1
H160 富山 P023 越中 14
H161 下村(能登) P025 能登 0
H162 西谷 P025 能登 0
H163 加賀 金沢 P024 加賀 93
H164 大聖寺 P024 加賀 8
H165 大聖寺新田 P024 加賀 1
H166 勝山(越前) P026 越前 2
H167 大野 P026 越前 5
H168 丸岡 P026 越前 2
H169 福井 越前, 越, 北庄 P026 越前 27
H170 吉江 P026 越前 1
H171 松岡(越前) P026 越前 1
H172 葛野 P026 越前 0
H173 鯖江 P026 越前 2
H174 高森 P026 越前 0
H175 敦賀 鞠山 P026 越前 1
H176 小浜 P027 若狭 7
H177 徳美 P020 甲斐 1
H178 谷村 郡内 P020 甲斐 1
H179 甲府 府中 P020 甲斐 2
H180 甲府新田1 府中新田 P020 甲斐 0 甲府新田藩(H180)は、甲府藩(H179)領内の新墾田を分与したことに始まる。宝永6年(1709)に立藩された。享保9年(1724)には越後国蒲原郡に領地を与えられ、黒川藩(H148)が成立したことにより、甲府新田藩(H180)は廃藩となった。
H181 甲府新田2 府中新田 P020 甲斐 0 甲府新田藩(H181)は、甲府藩(H179)領内の新墾田を分与したことに始まる。宝永6年(1709)に立藩された。享保9年(1724)には越後国蒲原郡に領地を与えられ、三日市藩(H149)が成立したことにより、甲府新田藩(H181)は廃藩となった。
H182 飯山 P019 信濃 2
H183 長沼 P019 信濃 1
H184 須坂 P019 信濃 2
H185 松代 真田 P019 信濃 22
H186 坂木 P019 信濃 1
H187 上田(信濃) P019 信濃 7
H188 小諸 P019 信濃 3
H189 岩村田 P019 信濃 1
H190 田野口 龍岡 P019 信濃 1
H191 松本 P019 信濃 11
H192 諏訪 高島 P019 信濃 7
H193 高遠 P019 信濃 7
H194 飯田 P019 信濃 6
H195 高山 P018 飛騨 1
H196 苗木 P017 美濃 2
H197 岩村 P017 美濃 3
H198 郡上 八幡 P017 美濃 3
H199 高富 P017 美濃 1
H200 岩滝 P017 美濃 0
H201 加納 P017 美濃 2
H202 野村 P017 美濃 1
H203 大垣 P017 美濃 9
H204 大垣新田 P017 美濃 1 大垣新田藩(H204)は、美濃国大垣藩(H203)領内の新田および三河国渥美郡等を領有した藩。元和4年(1618)から寛永10年(1633)にかけて三河国2200石を知行し、明暦元年(1655)に美濃国大野郡の新田4000石を分与され、合わせて6200石を有した。元禄元年(1688)に封地1万石となり、居所を渥美郡畑村に置き畑村藩が立藩した。
H205 青野 P017 美濃 0
H206 今尾 P017 美濃 1
H207 高須 松ノ木 P017 美濃 2
H208 沼津 P012 駿河 2
H209 川成島 P012 駿河 0
H210 小島 滝脇 P012 駿河 1
H211 静岡 駿河, 駿府, 府中 P012 駿河 8
H212 田中 P012 駿河 2
H213 相良 P014 遠江 1
H214 掛川 P014 遠江 2
H215 横須賀 P014 遠江 1
H216 掛塚 P014 遠江 1
H217 浜松 P014 遠江 4
H218 堀江 P014 遠江 1
H219 半原 P016 三河 1
H220 吉田(三河) 豊橋 P016 三河 6
H221 田原 P016 三河 15
H222 畑村 P016 三河 0 畑村藩(H222)は、三河国渥美郡畑村周辺と美濃国大垣藩(H203)領内の新田を領有した藩。はじめ美濃国渥美郡・美濃国大垣藩新田を6200石有した(大垣新田藩:H204)。元禄元年(1688)封地が1万石となり、居所を渥美郡畑村に定めて畑村藩が立藩した。以後、明治2年(1869)大野郡野村藩(H202)に転出し、畑村藩(H222)は廃藩となった。
H223 足助 P016 三河 1
H224 伊保 P016 三河 1
H225 挙母 P016 三河 2
H226 奥殿 P016 三河 1
H227 岡崎 P016 三河 3
H228 西大平 P016 三河 1
H229 中島 P016 三河 0
H230 重原 P016 三河 1
H231 刈谷 P016 三河 2
H232 西端 P016 三河 1
H233 大浜 P016 三河 0
H234 西尾 P016 三河 2
H235 犬山 P015 尾張 1
H236 尾張 名古屋 P015 尾張 59
H237 長島 P040 伊勢 1
H238 桑名 P040 伊勢 7
H239 八田 東阿倉川 P040 伊勢 0
H240 菰野 P040 伊勢 2
H241 西条(伊勢) P040 伊勢 1 西条藩(H241)は、河曲郡西条村に陣屋を置いた藩。享保元年(1716)、伊勢国三重郡を受け、享保11年(1726)には石高加増により領地が1万石以上となり、西条藩を立藩した。その後、陣屋を河曲郡西条村から南林崎村に移し、南林崎藩(H242)と称した。
H242 南林崎 P040 伊勢 0 南林崎藩(H242)は、河曲郡南林崎村に陣屋を置いた藩。西条藩(H241)が陣屋を河曲郡西条村から南林崎村に移したことにより、南林崎藩と称した。陣屋を移した期間は、元文2年(1737)、もしくは延享2年(1745)の二説がある。
H243 神戸 P040 伊勢 1
H244 亀山(伊勢) P040 伊勢 1
H245 安濃津 P040 伊勢 11
H246 久居 P040 伊勢 2
H247 鳥羽 志摩 P042 志摩 5
H248 朝日山 P028 近江 1
H249 小室 P028 近江 1
H250 宮川 P028 近江 1
H251 彦根 P028 近江 21
H252 彦根新田 P028 近江 0
H253 山上 P028 近江 1
H254 仁正寺 西大路 P028 近江 1
H255 水口 P028 近江 2
H256 三上 P028 近江 1
H257 膳所 P028 近江 7
H258 大溝 分部 P028 近江 1
H259 堅田 P028 近江 1
H260 P029 山城 4
H261 柳生 P038 大和 1
H262 松山[宇陀] P038 大和 1
H263 郡山 P038 大和 7
H264 小泉 P038 大和 1
H265 興留 P038 大和 0
H266 柳本 P038 大和 1
H267 田原本 P038 大和 1
H268 芝村 P038 大和 1 芝村藩(H268)は、大和国式上郡芝村に陣屋を置いた藩。延享2年(1745)、戒重藩(H269)が藩庁を戒重から芝村に移転し、芝村藩が成立した。以後、幕末まで存続した。
H269 戒重 P038 大和 0 戒重藩(H269)は、大和国式上郡戒重に陣屋を置いた藩。元和元年(1615)に加増により1万石を領有することとなり、その後元和4年(1618)に戒重に陣屋を構築して戒重藩が成立した。延享2年(1745)、土地の利便性を考慮して藩庁を同郡岩田村(正徳3年に芝村と改称)に移転し、芝村藩(H268)となった。
H270 新庄(大和) 布施 P038 大和 2
H271 櫛羅 倶尸羅 P038 大和 1
H272 高取 P038 大和 1
H273 高槻 P035 摂津 3
H274 麻田 P035 摂津 1
H275 尼崎 P035 摂津 7
H276 三田 P035 摂津 4
H277 丹南 P037 河内 1
H278 西代 P037 河内 1
H279 狭山 P037 河内 1
H280 陶器 P036 和泉 1
H281 伯太 P036 和泉 1
H282 大庭寺 P036 和泉 0
H283 岸和田 P036 和泉 5
H284 吉見 P036 和泉 1
H285 紀州 和歌山, 紀伊 P039 紀伊 41
H286 新宮(紀伊) P039 紀伊 1
H287 田辺(紀伊) P039 紀伊 2
H288 山家 P031 丹波 1
H289 綾部 P031 丹波 2
H290 福知山 P031 丹波 2
H291 亀山(丹波) 亀岡 P031 丹波 3
H292 園部 P031 丹波 2
H293 篠山 P031 丹波 5
H294 柏原 P031 丹波 1
H295 宮津 P030 丹後 4
H296 田辺(丹後) 舞鶴 P030 丹後 3
H297 峰山 P030 丹後 1
H298 豊岡 P032 但馬 1
H299 出石 P032 但馬 3
H300 村岡 P032 但馬 1
H301 三草 P033 播磨 1
H302 小野 P033 播磨 1
H303 明石 P033 播磨 4
H304 福本 P033 播磨 1
H305 姫路 P033 播磨 11
H306 姫路新田 P033 播磨 1
H307 安志 P033 播磨 1
H308 山崎 宍粟 P033 播磨 1
H309 林田 P033 播磨 1
H310 新宮(播磨) P033 播磨 1
H311 竜野 龍野 P033 播磨 5
H312 三日月 乃井野 P033 播磨 1
H313 赤穂 P033 播磨 4
H314 鳥取 因州, 因幡 P055 因幡 19
H315 鳥取新田[若桜] 鳥取西館新田, 西館新田 P055 因幡 1
H316 鳥取新田[鹿奴] 鹿奴新田, 鳥取東館新田, 東館新田,鹿野 P055 因幡 1
H317 松江 出雲, 富田 P052 出雲 18
H318 松江新田 P052 出雲 0
H319 母里 神戸 P052 出雲 1
H320 広瀬 P052 出雲 1
H321 吉永 P053 石見 1
H322 浜田 P053 石見 4
H323 津和野 P053 石見 7
H324 津山 P048 美作 11
H325 津山新田 P048 美作 0
H326 勝山(美作) 高田, 真島 P048 美作 3
H327 鶴田 P048 美作 1
H328 岡山 備前 P047 備前 38
H329 庭瀬 P049 備中 1
H330 足守 P049 備中 2
H331 浅尾 P049 備中 1
H332 岡田 P049 備中 1
H333 岡山新田[生坂] P049 備中 1
H334 岡山新田[鴨方] P049 備中 1
H335 新見 P049 備中 2
H336 松山(備中) 高梁 P049 備中 5
H337 成羽 P049 備中 1
H338 西江原 P049 備中 0
H339 福山 P050 備後 11
H340 三次 P050 備後 1
H341 広島 芸州, 芸, 安芸 P051 安芸 27
H342 広島新田 P051 安芸 1
H343 岩国 P057 周防 8
H344 徳山 P057 周防 4
H345 山口 P058 長門 5 山口藩(H345)は、周防国山口に藩庁を置いた藩。文久3年(1863)、長州藩(H346)が変動する国内情勢に備えて藩庁を山口に移したため、以後廃藩置県に至るまで山口藩(H345)と称された。
H346 長州 萩, 毛利 P058 長門 73 長州藩(H346)は、周防・長門両国を領有した藩。慶長5年(1600)以降、およそ260年に渡り藩政を掌握した。文久3年(1863)、変動する国内情勢に備えて、藩庁を山口に移し、山口藩(H345)と改称することとなった。
H347 長府 府中, 豊浦 P058 長門 5
H348 清末 長府新田 P058 長門 2
H349 徳島 阿波, 渭津 P043 阿波 30
H350 富田 P043 阿波 0
H351 高松 P044 讃岐 13
H352 丸亀 P044 讃岐 4
H353 多度津 P044 讃岐 2
H354 西条(伊予) P046 伊予 3
H355 小松 P046 伊予 2
H356 松山(伊予) P046 伊予 8
H357 松山新田 P046 伊予 0
H358 今治 P046 伊予 2
H359 大洲 P046 伊予 5
H360 新谷 P046 伊予 1
H361 宇和島 板島 P046 伊予 14
H362 吉田(伊予) P046 伊予 4
H363 土佐 高知 P045 土佐 36
H364 中村(土佐) P045 土佐 1
H365 高知新田 土佐新田 P045 土佐 1
H366 福岡 筑前, 名島, 黒田 P059 筑前 34
H367 東蓮寺 P059 筑前 1 東蓮寺藩(H367)は、筑前国東蓮寺に藩庁を置いた藩で、元和9年(1623)に福岡藩(H366)の支藩として成立した。延宝3年(1675)東蓮寺の地名を直方に改めたことにより、直方藩(H368)となった。
H368 直方 P059 筑前 1 直方藩(H368)は、筑前国直方に藩庁を置いた藩で、延宝3年(1675)に東蓮寺(H367)の地名を直方に改めたことにより、直方藩となった。延宝5年(1677)に廃藩され、元禄元年(1688)に五万石を分与されたことで、再び直方藩(H368)が成立した。享保5年(1720)には藩主の本家相続により、直方藩は再度廃藩となった。
H369 秋月 P059 筑前 5
H370 久留米 P060 筑後 13
H371 松崎 P060 筑後 0
H372 柳川 柳河 P060 筑後 11
H373 三池 P060 筑後 2
H374 佐賀 肥前, 鍋島 P062 肥前 55
H375 蓮池 P062 肥前 2
H376 小城 P062 肥前 4
H377 鹿島 P062 肥前 3
H378 唐津 P062 肥前 7
H379 平戸 P062 肥前 11
H380 平戸新田 平戸館山, 植松 P062 肥前 1
H381 大村 P062 肥前 9
H382 島原 P062 肥前 6
H383 五島 福江 P062 肥前 2
H384 対馬 厳原, 対州, 府中, 宗 P064 対馬 23
H385 熊本 肥後, 細川 P067 肥後 46
H386 熊本新田 肥後新田, 高瀬 P067 肥後 1
H387 宇土 P067 肥後 1
H388 人吉 相良 P067 肥後 6
H389 富岡 P067 肥後 1
H390 小倉 P061 豊前 11 小倉藩(H390)は、慶長5年(1600)から慶応2年(1866)まで豊前国小倉を藩庁とした藩。慶応2年(1866)の第二次長州征伐において、小倉城が戦火で焼失した。その後、藩庁を田川郡香春に移し、香春藩(H391)と改称した。
H391 香春 P061 豊前 1 香春藩(H391)は、田川郡香春に藩庁を置いた藩。慶応2年(1866年)の第二次長州征伐において小倉城(H390)が戦火で焼失した。その後、藩庁を田川郡香春に移し、香春藩(H391)として成立した。明治2年(1869年)には藩庁が仲津郡豊津に移され、豊津藩(H392)と改称した。
H392 豊津 P061 豊前 1 豊津藩(H392)は、豊前仲津郡豊津に藩庁を置いた藩。明治2年(1869年)に藩庁を香春藩(H391)豊津(移した際の地名は「錦原」)に移転、明治3年(1870)に豊津藩(H392)が成立。さらに、同4年(1871年)には廃藩置県により廃藩となり、豊津県となった。
H393 小倉新田 篠崎 P061 豊前 1
H394 千束 P061 豊前 1
H395 中津 P061 豊前 9
H396 杵築 木付 P065 豊後 3
H397 日出 P065 豊後 3
H398 府内 大分 P065 豊後 4
H399 P065 豊後 2
H400 日田 P065 豊後 1
H401 臼杵 P065 豊後 6
H402 佐伯 P065 豊後 4
H403 竹田 P065 豊後 7
H404 延岡 県, 縣 P066 日向 9
H405 高鍋 財部 P066 日向 3
H406 佐土原 P066 日向 3
H407 飫肥 P066 日向 3
H408 薩摩 鹿児島, 島津 P068 P069 薩摩, 大隅 100
藩ID 藩名 別名 国・地域ID 国・地域名 注目スコア 補足説明

作成方法

参考文献

『藩史大事典』(新装版1巻〜8巻, 2015)、『角川新版日本史辞典』(1996)、『岩波日本史辞典』(1999)を使用した(以後「藩史大」、「角川」、「岩波」と表記)。

なお「藩」と認められるのはおおむね石高1万石以上という基準はあるが、例外も多く存在するため、数値的な基準だけで藩と藩以外を区別することは困難である。そのため、すでに学術的検討が済んでいる参考文献の情報を参照することにした。

対象時期

寛文4年(1664)〜明治4年(1871)に存在した藩を対象とする。なお、寛文4年は寛文印知が行なわれた年、明治4年は廃藩置県が行なわれた年である。寛文4年以前のみに存在した藩など、本データセットに掲載されていない藩については、今後追加する可能性がある。

IDの付与

すべての参考文献の情報が一致する藩にはIDを付与した。一方、同じ藩名でも参考文献ごとに情報が異なる場合は、下記の通りとした。

  1. 国名が異なる場合:当主などの情報が同じであれば、藩史大事典の情報に統合した。
  2. 参考文献によって1つの藩を2つの藩として記載している場合:2藩それぞれにIDを付与した。

同国内で移封している藩、幕末明治立藩の藩については、下記の通りとした。

  1. 陣屋・居所が移転し、かつ藩名を改称している場合:別々にIDを付与した。このルールを適応したパターンには以下のようなものがある。実質的に所領がない藩(秋田新田藩→岩崎藩)・戊辰戦争による城消失(小倉藩→香春藩)・定府大名が治める藩・もともと2箇所陣屋がある藩(守山藩等)。
  2. 陣屋・居所を変えず、地名のみ改称した場合:同一藩として1つのIDを付与した。

以上の作業で藩のリストを確定した後、藩史大事典の出現順にIDを付与した。また、参考文献にない藩については、藩史大事典記載の藩のあとに五十音順に並べた。

なお、複数の藩の区別が難しい場合は、補足説明の欄にて区別するための参考情報を記載した。

藩名と別名

藩名は見出しとして頻繁に利用する名称のため、現代の利用実態も参考にしながら選定する必要がある。そこで以下の手順により、藩名と別名を選定した。

  1. 藩名はデータセット内で唯一の名称となるよう、識別性を重視した。
  2. 地名(居城地)と家名の両方がよく知られている場合は、原則として地名を採用した(例外:松前藩)。
  3. 江戸と明治の藩名など、複数の藩名がよく知られている場合は、現代での利用実態としてJ-STAGEでの論文検索(参考:注目スコアランキング)やWikipediaなども参照して、より広く使われている名称を採用した。
  4. 以上の選定で同名となる藩については、区別するための文字列として、国名「()で囲む」またはその他の文字列「[]で囲む」を追加した。
  5. 固有性が低い名称(例:府中藩)は、別名に入れた。
  6. 戦国時代頃から続く由緒ある大名家は、家名で呼ばれることが多いため、別名に入れた。
  7. 一文字略称や、一文字+「州」などの名称も、別名に入れた。
  8. 異体字については、一部を別名に入れた。また「ノ」の有無などで生じる異表記は省略した。
  9. 上の基準では区別できない同名藩には1,2と番号を振った(甲府新田藩)。
  10. 陣屋・居所が移転し、かつ藩名を改称している藩については、別名に入れず、補足説明で関係を記述した。

藩IDと大名家ID

本データセットの特徴は、藩と大名家を明確に区別している点にある。江戸時代には藩よりも家という概念の方が主であり、今でも藩=大名家として記憶されている藩が多いことは確かである。しかし、大名家には転封(国替)やその他の移動があるため、藩と大名家は一対一に対応するわけではない。また大名家については、家単位か個人単位で扱うかという問題があり、家族関係を考慮するとより複雑なID体系が必要となる。

そのため、本データセットは居城地などの地理的な概念と結び付く藩に焦点を合わせた。そして、家族などの人間的な概念と結び付く大名家については、将来の課題とした。今後、大名家IDができれば藩IDと結合し、歴史知識をより豊かにしていきたいと考えている。

藩の個数

江戸時代の藩はいくつ?という問いに対する答えは、本データセットによると408個ということになる。しかし、これは確定した数字ではなく、数え方次第で変わる数字である点には注意されたい。

408個というのは通時的な数え方、つまり江戸から明治にかけての期間のどこかに存在した藩を数えたものである。ただし現時点では、江戸時代の初期だけ存在した藩が含まれていないため、最終的にはこの数字よりも若干増える可能性がある。さらに、どの藩を同一あるいは別物と区別するかは、研究者によって解釈が異なる場合があり、正解がない問題と言える。

一方、共時的な数え方、つまり特定の時点に存在した藩を数える場合もある。その参考になるのが武鑑である。例えば寛政武鑑(1789)には264藩、安政武鑑(1855)には266藩が掲載されている。この数字を参考にすると、江戸時代の藩は、260個程度ということになる。

このように、江戸時代の藩の数はいくつかという問いに対する答えは、共時的には260以上、通時的には400以上という数字が目安になりそうである。

データセット

ライセンス

藩IDデータセットは、クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス(CC BY)の下に提供されています。

データセットを利用した著作物(論文等)には、データセットの名称を表示してください。例えば以下のような表示をお願いします。

『藩IDデータセット』 (ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター作成) doi:10.20676/00000465

ダウンロード

藩IDデータセット(2025年9月19日版)

上記のファイルの文字コードはUTF-8です。ソフトウェアに読み込む際に文字化けした場合は、UTF-8のCSVファイルを開く方法を検索するなどして対応して下さい。

メンバー

総括・ウェブ作成
北本 朝展(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)
藩データ作成
合同会社AMANE
注目スコア作成
山本 智子(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター)
アドバイザー
藤實 久美子(国文学研究資料館)

藩ID利用サイト

  1. 幕末期近世村領域データセット藩 一覧
  2. 武鑑全集藩 経時データ 一覧
  3. 江戸マップ

更新情報

2025-09-19

藩IDデータセットを公開しました。