歴史ビッグデータ研究会

歴史ビッグデータ研究に関する共通理解を深め、新しい方向性を探るため、関連する分野の研究者の方々をお招きし、分野横断的な議論をおこなっています。

歴史ビッグデータ研究会 | 歴史ビッグデータワークショップ

  1. 神馬 菜々美(都立大学)
    歴史資料を活用した伊豆大島における19世紀噴火活動の復元
  2. 吉田 史織(お茶の水女子大学)
    古記録による気候復元の信頼性の評価を目的とした樹木年輪セルロース酸素同位体比データの利用について
  3. 加納 靖之(東京大学地震研究所)
    地震史料テキストデータベースと噴火史料
  1. 増田耕一(立正大学), 高槻泰郎(神戸大学), 市野美夏(人文学オープンデータ共同利用センター)
    19世紀日本の天候と市場経済の連関-歴史資料からの日射量推定と米価による解析-
  1. 山本 晴彦(山口大学 名誉教授)
    中央気象台における外地気象台の展開と終焉-時間・空間スケールから考える-
  1. 服部 健太郎(関西大学)
    明治初期(1868-1885)の日本における外国語地震史料のデータベース構築の現状と意義 ー1872年浜田地震の有感時刻の定時法表記とその問題点の検討を通じてー
  1. 本田 謙一 (国際航業株式会社)
    旧高旧領取調帳と農業集落境界データによる近世村領域推定
  2. 北本 朝展 (ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)
    出版社との協働による『日本歴史地名大系』の一部オープンデータ化と『歴史的行政区域データセット』との統合
  1. 長井 彩綾(東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 地理環境学域 博士前期課程)
    旧武蔵国における氷川神社の立地に関する研究
  2. 根元 裕樹(東京都立大学 学術情報基盤センター)
    洪水氾濫シミュレーションに基づく忍城水攻めに関する研究
  1. 北本 朝展(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)
    地上気象観測原簿アーカイブ:現状と課題
  2. 増田 耕一(立正大学)
  3. 市野 美夏(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)
  4. 庄 建治朗(名古屋工業大学)
  1. 川口 洋(帝塚山大学)
    18・19世紀の東北地方における天気・作況・穀物価格と死亡危機
  2. 黒須 里美(麗澤大学)
    18・19世紀の東北地方における危機への人口学的レスポンス
  1. 服部 健太郎(関西大学)
    東アジア(韓半島・中国)の漢文記録を用いた地球惑星科学研究 ー天の現象("赤気")と地の現象("水沸")を例にとってー
  2. 鈴木 比奈子(防災科学技術研究所)
    災害を語り継ぐー地域の災害痕跡情報のGIS化と共有

最初の発表については、その後以下の論文が出版されました。

K. Hattori, “Korean Records of a Probable Tsunami in the Japan Sea in May 1415,” J. Disaster Res., Vol.18 No.8, pp. 835-838, 2023.

  1. 山口 隆子(法政大学)
    屋上緑化の原点~芝棟はいずこに
  1. 長谷川 直子(お茶の水女子大学)
    500年以上にわたる諏訪湖御神渡り記録の変遷についてどう考えるか?
  1. 平野 淳平(帝京大学)
    人は天気をどう記録するのか 歴史天候データベースの紹介
  2. 庄 建治朗(名古屋工業大学)
    近代の日記天気記録と気象観測データの照合による古天気資料の定量化
  3. 市野 美夏(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター)
    日記天候記録と気象庁の天気概況の違いを調べた
  4. 増田 耕一(立正大学)
    東日本に凶作をもたらした天候の時空間構造を知りたい
  1. 服部 健太郎(関西大学)
    19世紀の外国語地震史料集に記された日本の地震の記述とその問題点 ー17世紀の長崎の被害地震を例にとって
  2. 加納 靖之(東京大学地震研究所/地震火山史料連携研究機構)
    歴史ビッグデータと歴史地震研究
  3. 大邑 潤三(東京大学地震研究所/地震火山史料連携研究機構)
    1854年安政東海地震における甲府盆地の震度の再検討
  1. 青山 雅史(群馬大学)
    石碑に刻まれた群馬県の雹霜害とその地域社会への影響
  2. 鈴木 比奈子(防災科学技術研究所)
    行政資料からみた日本の自然災害記録の現状
  1. 塚原東吾(神戸大学)、前田暉一朗、岩西竜一朗、高田桃香(神戸大学塚原研究室)、久保田尚之(北海道大学)、宮川卓也(広島修道大学)
    幕末・明治期の気候記録のデジタイズ、ビッグデータ化:日記記録、航海日記の解析についての中間報告
  1. 平野 淳平(帝京大学文学部史学科)
    日向と日影—多摩丘陵の気候地名の分布
  2. 北本 朝展(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター)
    地名情報基盤GeoLODの構築と「れきすけ」「れきろく」との連携
  1. 山崎 翔平(東京大学大学院経済学研究科 博士課程)
    近代日本における人的資本蓄積に関するデータセット構築
  1. 金 進東(情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 ライフサイエンス統合データベースセンター)
    テキストデータへの多層アノテーションの生成と管理
  1. 福井恒明(法政大学デザイン工学部都市環境デザイン工学科)
    地域史の時空間表現研究について
  2. 田邉喬太(法政大学デザイン工学部都市環境デザイン工学科)
    千代田区地域史資料のアーカイブ化研究
  3. 増田政弘(法政大学デザイン工学部都市環境デザイン工学科)
    江戸東京アトラスプロジェクト
  1. 真鍋 陸太郎(東京大学工学系研究科都市工学専攻)
    地図をアーカイブして使うこと〜東京文化資源会議地図ファブPTの活動を通じて〜
  1. 小口 高(東京大学空間情報科学研究センター)
    地形と歴史の科学的な関連づけの試行
  2. 西村 陽子(東洋大学文学部)
    シルクロードの歴史と地形
  1. 黒須 里美(麗澤大学外国語学部)
    歴史人口ビックデータの構築: 課題と可能性
  1. Julia Noordegraaf (University of Amsterdam)
    Amsterdam 4D: Navigating the History of Urban Creativity through Space and Time
  1. 根元 裕樹(目白大学短期大学部ビジネス社会学科)
    地域の伝承を自然科学で読み解く―信玄堤や水攻めを水文学で解釈する意義―
  2. 石川 和樹(首都大学東京大学院都市環境科学研究科)
    近代東京の交通統計と人の移動の推定
  1. 鈴木 比奈子(防災科学技術研究所社会防災システム研究部門)
    日本全国1600年間の災害履歴の収集と整理―災害事例データベースの構築―
  2. 宮﨑 将、白土 宣行(茨城大学理工学研究科理学専攻地球環境科学コース)
    茨城県の歴史史料を活用した古気候の復元
  1. 高橋 美由紀(立正大)
    歴史人口学と環境
  2. 増田 耕一(首都大)
    地球観測データ共有体制の話
  3. 平野 淳平(帝京大)
    共同研究のあり方〜台風・気候災害復元を事例として〜
  4. 市野 美夏(人文学オープンデータ共同利用センター)
    情報共有ツールの紹介