日本古典籍と生成AIを組み合わせ、過去の文化と現代の人々との距離を縮めるAIを開発します。 [もっと詳しく..]
生成AIチャット
日本古典籍との生成AIチャット(試行版)
IIIF Tsukushi Viewerの生成AIチャット機能は、「AIを使いながら日本古典籍を読む」を実現するものです。古典籍の閲覧に用いられてきたIIIF (International Image Interoperability Framework)の世界に、大規模言語モデル(LLM)や大規模マルチモーダルモデル(LMM)などの生成AIを接続し、日本古典籍へのアクセス性を向上することを目指します。
生成AIチャットを使うと、古文に対して現代日本語で質問し、現代日本語で回答が得られます。まるで古文を現代文に自動翻訳しながら、現代語訳を用いて対話するような体験です。もちろんこの翻訳は常に正しいわけではありません。しかし、くずし字や古文が読めない人も古典籍にアクセスできるようになり、現代の人々と古典籍との距離が縮まることが期待できます。
生成AIチャットを体験するには、以下のつくしサーチから検索するか、日本古典籍データセットの個別の本のページからIIIF Tsukushi Viewerのリンクを探してください。
つくしサーチ
つくしサーチ(試行版)
つくしサーチは、日本古典籍データセットを対象としたテキスト検索サービスです。検索結果からIIIF Tsukushi Viewerを立ち上げることで、生成AIチャットが利用できます。
初期のプロトタイプ
浮世絵画像生成
画像生成も生成AIの中では大きなテーマです。画像の生成やカラー化などのAIを日本古典籍に活用する方法を探ります。
参考文献
関連ページ
ニュース
2024-07-22
Sakana AIが開発した画像生成モデルEvo-Nishikieを活用した、日本古典籍の挿絵カラー化を公開しました。
2024-07-18
日本古典籍との生成AIチャット機能を備えたIIIF画像ビューア、 IIIF Tsukushi Viewer(試行版)を公開しました。同時に公開したつくしサーチ(試行版)を活用すると、日本古典籍データセットのくずし字OCRテキスト検索から生成AIチャット機能を利用できます。
2023-07-03
このページを公開し、『絵本江戸桜』のプロトタイプを掲載しました。