仁勢物語

『伊勢物語』を逐語的にもじったパロディ文学の最も古いもので、かつ最もすぐれた作品。成立は寛永十七年(一六四〇)年以前。仮名草子。冒頭は「おかしおとこ、ほうかぶりして、ならの京かすがのさとへ、酒のみにいきけり」と始まる。「むかし男」をもじった「おかし男」が登場し、『伊勢物語』の雅びな世界を、近世的な卑俗な世界に置き換えて、江戸の社会を描き出している。展示資料は京都村上勘兵衛の刊記をもつ第三次本。鉄心斎文庫には、「鹿田松雲堂蔵版書目(略)浪花書林 大坂東区安土町四丁目 鹿田静七」の奥付をもつ明治期の印本も所蔵され、『仁勢物語』の需要が長く続いたことを物語る。鉄心斎文庫所蔵伊勢物語図録【第8集】。(二又)

picture日本古典籍画像の閲覧(IIIF Curation Viewer): 画像表示サムネイル表示

picture マニフェストファイル(IIIF対応ビューア用)

download デジタル画像とメタデータの一括ダウンロード(ZIP 114.13 MB)

picture KuroNetくずし字認識サービス

書誌情報(メタデータ)

項目 内容
DOI DOI: 10.20730/200025190
国文研書誌ID 200025190
統一書名 仁勢物語
統一書名よみ にせものがたり
刊写の別
記載書名連番 記載書名表記 記載書名よみ 記載書名種別 1 仁㔟物語 にせものがたり 外・帙
出版表連番 書肆 刊年 出版表部編等 1 平樂寺/村上/勘兵衞〈東都〉
オープンデータ分類 日本文学(伊勢物語)
作品通番 812
親子構造 単独
書誌種別 W
コレクションID 3045050
コレクション略称表記 国文研鉄心斎
著作ID 6111
形態 26.0×19.0cm,大
冊数 2冊
注記 〈形〉卍繋ぎ地紺色表紙,(上)29丁(下)34丁。〈伝〉(印記)「鉄心斎文庫」「芦澤新弐」。
原資料請求記号 98-956-1~2
解題 『伊勢物語』を逐語的にもじったパロディ文学の最も古いもので、かつ最もすぐれた作品。成立は寛永十七年(一六四〇)年以前。仮名草子。冒頭は「おかしおとこ、ほうかぶりして、ならの京かすがのさとへ、酒のみにいきけり」と始まる。「むかし男」をもじった「おかし男」が登場し、『伊勢物語』の雅びな世界を、近世的な卑俗な世界に置き換えて、江戸の社会を描き出している。展示資料は京都村上勘兵衛の刊記をもつ第三次本。鉄心斎文庫には、「鹿田松雲堂蔵版書目(略)浪花書林 大坂東区安土町四丁目 鹿田静七」の奥付をもつ明治期の印本も所蔵され、『仁勢物語』の需要が長く続いたことを物語る。鉄心斎文庫所蔵伊勢物語図録【第8集】。(二又)

ライセンス

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
日本古典籍データセット』(国文学研究資料館蔵)はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンス(CC BY-SA)の下に提供されています。 詳しくはライセンスの説明をご覧下さい。

また可能な場合には、データ提供元であるROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)へのリンクをお願いします。

提供:ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター