経済録

徂徠学の政治経済論を継承した経世済民の書。総論では時・理・勢・情の四つを知る必要と為政者の実行力を説き、以下では礼楽・官職・天文律暦・章服・祭祀・法令刑罰等の項目を立て、これらについて論じている。幕藩制社会の実情に鑑み専門官僚制の導入や能力主義・武士土着論等、幕政の改善策を述べる。著者太宰春台は江戸中期の儒学者・経世家で荻生徂徠の門人。

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書誌情報(メタデータ)

項目 内容
DOI doi:10.20730/200021910
国文研書誌ID 200021910
統一書名 経済録
統一書名よみ けいざいろく
巻数 巻之一~一〇
刊写の別
記載書名連番 記載書名表記 記載書名よみ 記載書名種別 1 經濟錄 けいざいろく 内・尾・外・序首・柱
記載著者名表記 記載著者名よみ 他等 役割 伝 記載著者部編等 太宰/純 撰
オープンデータ分類 政治・法制
作品通番 659
親子構造
書誌種別 和古書
コレクションID 3045046
コレクション略称表記 国文研古典籍セ
著作ID 24248
形態 26.4×18.5cm,大
冊数 6冊
注記 〈伝〉(印記)「曽在北村益家」「北村之印」「金角」「北村益」。〈書〉朱点あり。〈般〉第一冊に墨書挟み込み紙1枚あり。
原資料請求記号 49-212-1~6
解題 徂徠学の政治経済論を継承した経世済民の書。総論では時・理・勢・情の四つを知る必要と為政者の実行力を説き、以下では礼楽・官職・天文律暦・章服・祭祀・法令刑罰等の項目を立て、これらについて論じている。幕藩制社会の実情に鑑み専門官僚制の導入や能力主義・武士土着論等、幕政の改善策を述べる。著者太宰春台は江戸中期の儒学者・経世家で荻生徂徠の門人。

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