IIIF Curation Platform (ICP)は、 キュレーションというコンセプトを中心とした、 利用者主導型の次世代IIIFプラットフォームです。
IIIF Curation Platform (ICP)は、 キュレーションというコンセプトを中心とした、 利用者主導型の次世代IIIFプラットフォームです。
IIIF Curation Viewerは、IIIFに準拠した画像ビューアです。ページ移動やズームといった一般的な機能に加えて、独自の特徴としてキュレーション機能を備え、世界の多くのIIIF対応サイトから部分画像を収集することが可能です。ソフトウェアは最低限の機能に絞ったシンプルなデザインを採用していますが、プラグインの枠組みを使うことで目的に応じた拡張も可能となっています。
IIIFマニフェストURLを入力して、IIIF Curation Viewerで見てみましょう!
なおIIIF Curation Viewerは、2024年8月27日に、IIIF Presentation API 3.0に対応しました。
世界各国で公開されているIIIF画像を切り取って集め、それを共有する「キュレーション」機能は、IIIFとしては世界で初めての機能です。
プラグインの枠組みやマイクロサービスの仕組みを活用し、必要な機能を選択して組み合わせた構成を作ることができます。
IIIF Curation Platformはオープンソースです。そのまま使うだけではなく、自分の目的に合わせて改良することもできます。
キュレーションとはもともと、あるテーマに沿ってコンテンツを収集し、それを適切な順番に並べて、新たなコンテンツとして提示することを指します。キュレーションとは、既存の要素の新しい組み合わせから価値を生み出す派生的な創作物であり、人々の多様な見方を共有することでコンテンツの新たな解釈を生み出す利用者主体のコンテンツでもあります。このように利用者が価値を生み出す仕組みをIIIF (International Image Interoperability Framework)の世界に導入することが、IIIF Curation Platformの目的です。そこで不可欠な役割を果たすのが、「キュレーション」機能、すなわち画像の一部を切り取り、収集し、並べ替え、保存するという、デジタル時代の「はさみとノリ」の機能です。
キュレーションの例については、顔貌コレクションやIIIFグローバルキュレーション、日本古典籍キュレーションなどをご覧下さい。
1. チュートリアル:ICPのインストールや使い方を説明します。
2. 特長:ICPの概要と利用例を紹介します。
3. デモ:CODHがデモを提供するICPコンポーネントの一覧を示します。これらのソフトウェアはインストールなしに利用できます。インストールが必要かどうかは、ICPのインストールをご確認下さい。
4. ソフトウェア:クライアントコンポーネント、サーバコンポーネント、Dockerを一覧します。
5. サービスリポジトリ:ICPサービスから外部サービスを呼び出して利用する方法を説明します。
6. ツール:ICPと連動して利用できるツール群を説明します。
7. IIIF Presentation API 3.0:IIIF Presentation API 3.0への対応状況をお知らせします。