人文情報学に関連するトピックに関して、コミュニティから論文や講演を募集するイベントを開催します。
CODHが主催するコンファレンス
2018年9月10日(月)12:30開場 13:00~16:15
一橋講堂(東京都千代田区)
入場無料・英語講演(日本語同時通訳あり)
参加登録締切:9月6日(木)
★基調講演者★
1. ロバート・キャンベル(国文学研究資料館 館長)
The NIJL Database of Pre-modern Japanese Works
2. Julia Noordegraaf (University of Amsterdam)
Amsterdam 4D: Navigating the History of Urban Creativity through Space and Time
3. Susan Schreibman (Maynooth University)
Creating Collections of Social Relevance
日本や欧州で人文情報学の研究を牽引する3名の研究者が集まる、またとない機会です。なかでも、Susan Schreibman先生は、欧米の人文情報学の教科書、A New Companion to Digital Humanitiesの3名の編集者のうちの一人として欧米の人文情報学全体を率いてきた方です。
講演では、日本で進む古典籍の大規模デジタル化に関する最新情報、アムステルダムにおいて進む新しいデジタル歴史研究の成果、そしてTEI (Text Encoding Initiative)を活用したコレクションと社会的インパクトの関係など、デジタル技術を活用した人文情報学研究の現在と未来に触れてください。
2018年9月9日~11日 一橋講堂(東京都千代田区)
★★ポイント★★
・世界各国から集まった28件の口頭発表、2件のパネル、36件のポスター、ワークショップなど、デジタル・ヒューマニティーズ(人文情報学)の最新成果を一望できます。
・アジア初開催となるTEI (Text Encoding Initiative)年次総会と一体の会議として開催します。両方の国際会議に参加できるまたとない機会です。
・国文学研究資料館のロバートキャンベル館長や、欧州の人文学プロジェクトの第一人者を基調講演にお呼びし、デジタル・ヒューマニティーズの動向と展開を議論します。
今年のテーマは「Leveraging Open Data」です。デジタル化とオープン化の進展によって、人文学分野の研究はこれからどのように変わるでしょうか。様々な分野の研究者・専門家の方々の参加をお待ちしております。
TEI協会年次大会 TEI2018 “TEI as a Global Language”
2018年9月9日~13日 一橋講堂(東京都千代田区)
★★ポイント★★
・TEI協会31年の歴史において初めてのアジア開催
・ワークショップ(9日):碑文や手紙のデジタル化に関する欧米の最新動向、TEIを日本語で入門 他4件
・45件のペーパー発表、4件のパネルセッション、ポスター/デモなど、主に欧米、一部は東アジア・日本の先進的な研究発表や事例報告。
「TEI as a Global Language」というテーマの下、人文学研究者が中心となって人文学資料をよりよく共有するためのガイドラインを策定してきたTEI協会は、いよいよ雌伏の時を経て欧米文化圏の外へと本格的な連携を進め始めています。人文学研究者のコミュニティが牽引する欧米の文化資料デジタル化の最先端かつ最深部に触れるまたとない機会です。人文学研究者の方々はもちろんのこと、文化資料のより深く効果的なデジタル化と活用に関心をお持ちの方がご参加いただき、様々なヒントやチャンスをみつけていただければ幸いです。
CODHが共催・後援するコンファレンス
- 国際シンポジウム デジタル・ヒューマニティーズと研究基盤 欧州と日本の最新トレンド - 2023年11月18日
- 「デジタルアーカイブ」と「研究データ」の出会いシンポジウム~データの保存と活用へ、ライブラリアンとアーキビストの挑戦 - 2017年11月6日
- IIIF Japan シンポジウム 〜 デジタルアーカイブにおける画像公開の新潮流 〜 - 2017年10月17日
- IIIF Japan東京ラウンドテーブル - 2017年10月16日