“IIIF Curation Manager”は、IIIF Curation Viewerなどで作成したキュレーションを管理するツールである。
ログインユーザが投稿したキュレーションの一覧を表示し、それぞれのキュレーションについて、状態変更(リスト掲載の可否)、編集、削除などの管理機能を提供する。
目次
動作デモ/活用例
IIIF Curation Managerのデモンストレーション
使い方
ログイン
本ツールの利用にはログインが必要である。未ログインの場合は、ヘッダの「ログイン」から、ログインする。
ユーザドキュメント一覧の表示
ログインにより、当該ユーザが作成したキュレーション(ユーザドキュメント)の一覧や、「再読み込み」ボタンなどが表示される。
タイトル
キュレーションのタイトルが表示される。タイトルの押下により、当該キュレーションをIIIF Curation Viewerで開くことができる。
再生()リンクの押下により、当該キュレーションをIIIF Curation Playerで開くことができる。
ダウンロード()リンクからは、当該キュレーションをダウンロードできる。
作成日時・更新日時
キュレーションの作成日時、更新日時が表示される。時刻の表示には、本ツール利用環境の地方時に変換した値が用いられる。
リスト掲載
掲載/非掲載のスライドスイッチにより、キュレーションを保存しているJSONkeeperが発行するActivity Streamへの掲載を設定できる。非掲載に設定した場合、例えばIIIF Curation Finderの検索結果リストへの掲載を抑制できる。
なお、この設定は、キュレーションURL自体へのアクセスを制御する設定ではなく、リスト非掲載としても、キュレーションURLを知っている者であれば、誰でも閲覧可能であることに留意されたい。
編集
編集()リンクの押下により、当該キュレーションをIIIF Curation Editorで開き、編集することができる。
削除
削除()リンクの押下により、当該キュレーションを削除できる。
再読み込み
「再読み込み」ボタンの押下により、ユーザドキュメント一覧表示が更新される。IIIF Curation Editorでキュレーションを編集しタイトルを変更した場合や、新たにキュレーションを作成した場合などは、再読み込みを行うことで、一覧表示が最新の情報に更新される。
設置時の設定
IIIF Curation Manager設置時のオプション指定により、Managerの挙動をカスタマイズできる。
オプション指定は、次に挙げるプロパティを持ったオブジェクトをIIIFCurationManager
の引数に与えることによって行う。
-
title
:デフォルト値'IIIF Curation Manager'
-
service
-
curationJsonExportUrl
:デフォルト値''
-
curationViewerUrl
:デフォルト値''
-
curationEditorUrl
:デフォルト値''
-
curationPlayerUrl
:デフォルト値''
-
-
doc
-
aboutUrl
:デフォルト値'http://codh.rois.ac.jp/software/iiif-curation-manager/'
-
title
title
は、IIIF Curation Managerのヘッダ左上部分および<title>に用いられる名称を指定する。言語ごとに異なる名称とする場合、次のように@language
と@value
を用いて記述する。
title: [
{
'@language': 'en',
'@value': '<span class="icp_navbar_brand_logo"></span>IIIF Curation Manager'
},
{
'@language': 'ja',
'@value': '<span class="icp_navbar_brand_logo"></span>IIIF Curation Manager'
}
]
service
curationJsonExportUrl
は、管理するキュレーションを保存しているJSONkeeperインスタンスのURLを設定する。
curationViewerUrl
は、ユーザドキュメント一覧に表示されたキュレーションの表示を確認する際に用いられるIIIF Curation ViewerのURLを設定する。未設定の場合、表示確認リンクは省略される。
curationEditorUrl
は、ユーザドキュメント一覧に表示されたキュレーションを編集する際に用いられるIIIF Curation EditorのURLを設定する。未設定の場合、編集リンクは省略される。
curationPlayerUrl
は、ユーザドキュメント一覧に表示されたキュレーションの再生を確認する際に用いられるIIIF Curation PlayerのURLを設定する。未設定の場合、再生リンクは省略される。
doc
aboutUrl
は、ヘッダの「ヘルプ」からリンクされるURLを設定する。言語ごとにリンク先を分ける場合、次のように@language
と@value
を用いて記述する。
doc: {
aboutUrl: [
{
'@language': 'en',
'@value': 'http://codh.rois.ac.jp/software/iiif-curation-manager/index.en.html'
},
{
'@language': 'ja',
'@value': 'http://codh.rois.ac.jp/software/iiif-curation-manager/index.ja.html'
}
]
}
設定例
index.js
var iiifManager = (function() {
var configExample = {
generic: {
service: {
curationJsonExportUrl: 'https://mp.ex.nii.ac.jp/api/curation/json',
curationViewerUrl: 'http://codh.rois.ac.jp/software/iiif-curation-viewer/demo/',
curationEditorUrl: 'http://codh.rois.ac.jp/software/iiif-curation-editor/demo/',
curationPlayerUrl: 'http://codh.rois.ac.jp/software/iiif-curation-player/demo/'
}
}
};
return IIIFCurationManager(configExample.generic);
})();
プラグイン
IIIF Curation Managerは、IIIF Curation Viewerと同様に、プラグインを導入することによって、利用者のニーズに応じた機能拡張が可能となっている。IIIF Curation Viewerプラグイン解説資料を参照のこと。
ライセンス
IIIF Curation Manager v1.0
http://codh.rois.ac.jp/software/iiif-curation-manager/
Copyright 2018 Center for Open Data in the Humanities, Research Organization of Information and Systems
Released under the MIT license
Core contributor: Jun HOMMA (@2SC1815J)
Licenses of open source libraries, see acknowledgements.txt