伊勢物語

版本『伊勢物語』の嚆矢。角倉素庵(一五七一〜一六三二)や本阿弥光悦(一五五八〜一六三七)らによって製作された嵯峨本と呼ばれる豪華な木活字本の一つ。料紙もさまざまな色のものが用いられている。嵯峨本『伊勢物語』は複数回にわたって刊行されたが、これはその最初のもの。本文、絵ともに後続の版本の範となった。慶長十三年の奥書に「也足叟」(中院通勝)の自筆花押がある。挿絵四十九図は整版印刷で、構図の多くは室町時代制作とされる小野家本や大英図書館本に近い(ともに『伊勢物語絵本絵巻大成』所収)。図版に掲げたのは下巻冒頭の四十九段(若草)。ここを境目とする上下二分冊の形式も以降の版本で定着した。 (田村)

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書誌情報(メタデータ)

項目 内容
DOI DOI: 10.20730/200024817
国文研書誌ID 200024817
統一書名 伊勢物語
統一書名よみ いせものがたり
刊写の別
記載書名連番 記載書名表記 記載書名よみ 記載書名種別 1 伊勢物語 いせものがたり 外・帙
出版表連番 書肆 刊年 出版表部編等 1 慶長13
オープンデータ分類 日本文学(伊勢物語)
作品通番 730
親子構造 単独
書誌種別 W
コレクションID 3045050
コレクション略称表記 国文研鉄心斎
著作ID 157
形態 26.3×19.2cm,大
冊数 2冊
注記 〈版〉嵯峨本第一種。(刊記)「慶長戊申仲夏上浣/也足叟(自筆花押)」。〈形〉柿色無地表紙,色変わり料紙,(上)51丁(下)66丁。〈書〉振り仮名あり。〈伝〉(印記)「鉄心斎文庫」「鐸木三郎」他朱印一種。〈般〉製版本(上巻)と嵯峨本(下巻)の取り合わせ。絵入本。
原資料請求記号 98-406-1~2
解題 版本『伊勢物語』の嚆矢。角倉素庵(一五七一〜一六三二)や本阿弥光悦(一五五八〜一六三七)らによって製作された嵯峨本と呼ばれる豪華な木活字本の一つ。料紙もさまざまな色のものが用いられている。嵯峨本『伊勢物語』は複数回にわたって刊行されたが、これはその最初のもの。本文、絵ともに後続の版本の範となった。慶長十三年の奥書に「也足叟」(中院通勝)の自筆花押がある。挿絵四十九図は整版印刷で、構図の多くは室町時代制作とされる小野家本や大英図書館本に近い(ともに『伊勢物語絵本絵巻大成』所収)。図版に掲げたのは下巻冒頭の四十九段(若草)。ここを境目とする上下二分冊の形式も以降の版本で定着した。 (田村)

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