当世下手談義

談義本とは宝暦に始まる半紙本仕立ての読み物(3~5冊)のことです。淵源は正徳・享保期(1711-1736)の増穂残口や佚斎樗山の教訓色の濃い作品群で、諷諫を主に当世の風俗を滑稽な表現によって描いています。また、旧来の文学史では「滑稽本」に括られていましたが、近年は「談義本」の名称が確立していると言えます。代表作として、静観房好阿の『当世下手談義』や平賀源内の『根南志具佐(ねなしぐさ)』などがあります。(「書物で見る 日本古典文学史」展示解説より)

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書誌情報(メタデータ)

項目 内容
DOI doi:10.20730/200005565
国文研書誌ID 200005565
統一書名 当世下手談義
統一書名よみ いまようへただんぎ
刊写の別
記載書名連番 記載書名表記 記載書名よみ 記載書名種別 1 當世下手談義 いまようへただんぎ 内||2 當世下手談義 いまようへただんぎ 目||3 當世下手談義 いまようへただんぎ 尾||4 當世下手談義 いまようへただんぎ 外||5 當世下手談義 いまようへただんぎ 序首||6 教訓下手談義 きょうくんへただんぎ 柱
出版表連番 書肆 刊年 出版表部編等 1 大和田/安兵衛(おおわだ/やすべえ)〈東都〉,大坂屋/又右衛門(おおさかや/またえもん)〈東都〉 宝暦2
オープンデータ分類 日本文学
作品通番 307
親子構造
書誌種別 和古書
コレクションID 3045000
コレクション略称表記 国文研
著作ID 12635
形態
冊数 5冊
注記 〈般〉絵入本。
原資料請求記号 ナ4-5-1~5
解題 談義本とは宝暦に始まる半紙本仕立ての読み物(3~5冊)のことです。淵源は正徳・享保期(1711-1736)の増穂残口や佚斎樗山の教訓色の濃い作品群で、諷諫を主に当世の風俗を滑稽な表現によって描いています。また、旧来の文学史では「滑稽本」に括られていましたが、近年は「談義本」の名称が確立していると言えます。代表作として、静観房好阿の『当世下手談義』や平賀源内の『根南志具佐(ねなしぐさ)』などがあります。(「書物で見る 日本古典文学史」展示解説より)

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