二世柳亭種彦作の合巻。二十三篇からは山々亭有人、弄月亭綾彦が遺作を継ぐ。内容は、妖艶非常の二美人、女侠胡蝶と山媛秋津を軸に、忠臣義侠の活躍を織りこんだ小説。書名の「源氏胡蝶」は板元紅英堂の「聞熟（なれ）たるが通りがよい」という販売戦略に著者が随ったためで、その世界は紫文と皆目異なる。初篇は文久四年自序。二十五篇と二十六篇は書袋に収まる。
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書誌情報（メタデータ）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| DOI | doi:10.20730/200004067 |
| 国文研書誌ID | 200004067 |
| 統一書名 | 室町源氏胡蝶巻 |
| 統一書名よみ | むろまちげんじこちょうのまき |
| 刊写の別 | 刊 |
| 記載書名連番 記載書名表記 記載書名よみ 記載書名種別 | 1 室町源氏胡蝶巻 むろまちげんじこちょうのまき 見||2 室町源氏胡蝶の巻 むろまちげんじこちょうのまき 見・外||3 室町源氏小蝶の巻 むろまちげんじこちょうのまき 見・外||4 むろまち源氏小蝶のまき むろまちげんじこちょうのまき 見・外||5 室町源氏こてふのまき むろまちげんじこちょうのまき 見||6 むろまち源氏胡蝶の巻 むろまちげんじこちょうのまき 見||7 室町源氏胡蝶巻 むろまちげんじこちょうのまき 裏見・外||8 室町源氏胡蝶のまき むろまちげんじこちょうのまき 外・帙||9 室まち源氏胡てふの巻 むろまちげんじこちょうのまき 外||10 源氏胡蝶のまき げんじこちょうのまき 外 |
| 出版表連番 書肆 刊年 出版表部編等 | 1 林／吉蔵（はやし／きちぞう）〈東京〉 慶応２〜明治１６ |
| オープンデータ分類 | 日本文学（源氏物語） |
| 作品通番 | 115 |
| 親子構造 | － |
| 書誌種別 | 和古書 |
| コレクションID | 3045000 |
| コレクション略称表記 | 国文研 |
| 著作ID | 511228 |
| 形態 | 中 |
| 冊数 | １６冊 |
| 注記 | 〈版〉初編慶応２年より刊行。 |
| 原資料請求記号 | ナ４－１４７－１～１６ |
| 解題 | 二世柳亭種彦作の合巻。二十三篇からは山々亭有人、弄月亭綾彦が遺作を継ぐ。内容は、妖艶非常の二美人、女侠胡蝶と山媛秋津を軸に、忠臣義侠の活躍を織りこんだ小説。書名の「源氏胡蝶」は板元紅英堂の「聞熟（なれ）たるが通りがよい」という販売戦略に著者が随ったためで、その世界は紫文と皆目異なる。初篇は文久四年自序。二十五篇と二十六篇は書袋に収まる。 |
ライセンス
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