江戸・安政災害キュレーションは、江戸時代の安政期を中心に発生した災害に関する記録を収集し、分析/公開するサイトです。
江戸・安政災害キュレーション
100年前に発生した大正関東地震(関東大震災)では、震源に近い神奈川や千葉だけでなく、東京でも大きな被害が発生しました。江戸・東京は、江戸時代から何度も地震を経験しており、そのなかでも、1703年元禄関東地震と1855年安政江戸地震は江戸に大きな被害をもたらしています。地震以外にも、台風や大雨、大火などによる災害が発生しています。ここでは、江戸時代、とくに安政期の災害として、「1855年安政江戸地震」と「1856年安政江戸台風」を中心に、記録を収集しています。
江戸・安政災害キュレーション - IIIF Curation Finderによる検索と閲覧
ここでは、江戸時代の安政期を中心に発生した災害に関する記録の収集に、IIIF Curation Platformを利用しています。また歴史ビッグデータとして活用するために、キュレーションのメタデータに登録された江戸マップβ版の位置情報を用いて、災害記録を地図上に可視化しています。
edomi 災害 - 江戸マップを用いた災害記録のマッピング
なお、江戸および東京に被害をもたらした過去の大地震の詳細については、内閣府「災害教訓の継承に関する専門調査会」が公開する資料をご覧下さい。
メンバー
- システム構築
- 北本 朝展(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター)
- 災害記録の収集
- 加納 靖之(東京大学地震研究所)
- 合同会社AMANE
研究費
- 歴史ビッグデータ:史料とデータ駆動型モデルを結合する分野横断型研究基盤の構築, 科学研究費 基盤研究(A), 研究代表者 北本 朝展
関連サイト
ニュース
2023-09-01
江戸・安政災害キュレーションを公開しました。