「江戸末期湖沼データセット」は、江戸時代後期から明治初期にかけての時期と比較して、現在の湖岸線の形が大きく異なる、または現在は消滅した湖沼をまとめたデータセットです。
作成方法
株式会社平凡社地図出版が、以下の3段階の作業を担当しました。湖沼の対象は、概ね1800年以降に消滅、部分干拓、著しく嵩上げ・拡張したおもな湖沼の当時の湖面とした。ただし、明治期以降に築造された湖沼については不採用とした。作業方法は以下の通りである。
- 天保国絵図、輯製1/20万、旧版1/5万、1/2万(迅速、仮製、正式)をもとに調査。
- 地形図読図により湖沼の痕跡が見られ、資料により江戸時代後期の存在が確認できた旧湖沼については、数値標高モデル(DEM)より窪地等を特定し、推定湖面を作図。
- 入手できた消滅湖沼の資料、絵図などによる。 部分干拓、拡張湖沼は、資料、旧版1/5万、1/2万による。
ライセンス
江戸末期湖沼データセットは、クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス(CC BY)の下に提供されています。
データセットを利用した著作物(論文等)には、データセットの名称を表示してください。例えば以下のような表示をお願いします。
『江戸末期湖沼データセット』 (ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター作成)
ダウンロード
データは2種類に分かれていますが、いずれもGeoJSON形式です。ポイントデータ形式は湖沼の位置を示し、ポリゴンデータ形式は湖沼の形状を示します。一部の湖沼はポイントデータしか存在しません。
なお初期のバージョンは江戸末期海岸線/水域データセットの一部でしたが、内容を大幅に拡充した上で別のデータセットとして公開しました。
データ形式
GeoJSON形式データの属性の内容は以下の通りです。
| 属性名 | 説明 |
|---|---|
| id | 江戸時代後期に存在したおもな湖沼のポイントデータのid |
| name | 湖沼名。名称が不明のものは主に字名などをもとに「(仮称)」として記述 |
| yomi | 湖沼名(よみ)。 地名事典や公的資料でも確認ができなかったものに関しては記述していない。 |
| pref_no | 都道府県コード |
| pref | 都道府県名 |
| 50000 | 明治29年〜昭和初期までに測図された5万分1地形図(旧版5万と記す)上で名称が確認できた湖沼。 |
| kuniezu | 天保国絵図上で確認ができた湖沼。 それ以外の国絵図上で存在を確認した場合は「Remarks」フィールド上に記述。 |
| 200000 | 輯製20万分の1図上で確認ができた湖沼。 |
| jk_id | 『JapanKnowledge lib』における管理用id。このidがあるものに関しては『日本歴史地名体系』上に記述が確認されている。 |
| remarks |
備考欄として、主に以下の内容を記載。
|
データセットの内容を表示するには、以下のサイトをご利用下さい。
研究費
関連データセット
更新情報
2026-05-18
「江戸末期湖沼データセット」を公開しました。