江戸マップ地名データセット

概要

江戸マップ地名データセットは、江戸マップの地名をまとめて利用するためのデータセットです。江戸切絵図「尾張屋版」の地名を抽出し、翻刻・現代語訳したうえで、古地図のジオレファレンスにより緯度経度を推定しています。データセットの形式は、GeoNLP地名語辞書形式です。詳しくは、江戸マップ地名データセット(GeoNLP)をご覧下さい。

また、このデータセットはGeoLODにも登録しており、GeoLODでも検索できます。

注意

  1. 地名の緯度経度は、日本版Map Warperを活用した推定値を出発点とし、れきちずOpenStreetMapなどを参考に、最終的には人手で修正しました。
  2. 複数の切絵図に出現する同一地名については、地名を統合して同一の緯度経度を付与しています。統合したIDはpreferred_idとinverse_preferred_idに記録しています。
  3. 本データセットに含まれる位置情報の活用にあたっては、プライバシーなど様々な問題点があることも尊重し、公序良俗に反した利用とならないようにご注意下さい。

引用

江戸マップ地名データセットを活用した研究成果を発表する際には、以下の論文の引用をご検討下さい。

  • 北本 朝展, 鈴木 親彦, 寺尾 承子, 堀井 美里, 堀井 洋, "地理的史料を対象とした歴史地名の構造化と統合に基づく江戸ビッグデータの構築", 人文科学とコンピュータシンポジウム じんもんこん2020論文集, pp. 171-178, 2020年12月 [ Paper ]

ライセンス

江戸マップ地名データセットは、クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス(CC BY)の下に提供されています。

データセットを利用した著作物(論文等)には、データセットの名称を表示してください。例えば以下のような表示をお願いします。

『江戸マップ地名データセット』 (ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター作成) doi:10.20676/00000445

ダウンロード

江戸マップ地名データセット(2025年7月23日版)

江戸マップ地名データセット - GeoLOD ID付与済み(2025年7月23日版)

上記のファイルの文字コードはUTF-8です。ソフトウェアに読み込む際に文字化けした場合は、UTF-8のCSVファイルを開く方法を検索するなどして対応して下さい。

更新情報

2025-07-23

江戸マップ地名データセット(2025年7月23日版)を公開しました。複数の切絵図に重複して出現する地名を調査した結果、8788地名のうちおよそ1割の870地名が重複しており、ユニークな地名数は7918地名となりました。なお重複地名については、データセットのpreferred_entry_idという項目で統合先のIDを示しており、緯度経度も統合先のIDに合わせています。

2025-06-09

江戸マップ地名データセット(2025年6月9日版)を公開しました。

2025-04-22

データセットのライセンスを、CC BY-SA 4.0から、CC BY 4.0に変更しました。

2025-04-05

データセットの名称を、江戸マップデータセットから江戸マップ地名データセットに変更しました。

2025-01-14

江戸切絵図「尾張屋版」地名辞書(2025年1月14日版)を公開しました。

2025-01-10

江戸切絵図「尾張屋版」地名辞書(2025年1月10日版)を公開しました。

2023-10-20

江戸切絵図「尾張屋版」地名辞書(2023年10月20日版)を公開しました。

2023-05-12

江戸切絵図「尾張屋版」地名辞書(2023年5月12日版)を公開しました。

2022-07-19

江戸切絵図「尾張屋版」地名辞書(2022年7月19日版)を公開しました。

2021-06-29

江戸切絵図「尾張屋版」地名辞書(2021年6月29日版)を公開しました。

2021-06-26

江戸切絵図「尾張屋版」地名辞書(2021年6月26日版)を公開しました。

2021-04-28

江戸切絵図「尾張屋版」地名辞書(2021年4月28日版)を公開しました。

2020-12-27

江戸切絵図「尾張屋版」地名辞書(2020年12月27日版)を公開しました。