江戸の人々が読み書きに使っていた「くずし字」。ほとんどの現代日本人は読めなくなりましたが、最新のデジタル技術によって新しい学び方が作れるはずです。現代の人々が読み書きに使う日本語のテキストをくずし字に変換して読むなど、くずし字を学ぶための新たなデジタルツールを提供します。

くずし字画像を生成する

そあん(soan)サービスを使って、現代日本語テキストをくずし字に変換してみましょう。

下の入力ボックスにテキストを入力してください。「くずし字画像を生成」ボタンを押すと、現代日本語テキストをくずし字に変換した画像を生成します。約15文字で改行する設定です。画像の生成方法をより細かく制御したい場合は、そあん(soan)ライブラリのデモをご利用下さい。

くずし字を学ぶ

変体仮名を学ぶ

Unicode変体仮名一覧は、現代では使われなくなったひらがな(変体仮名)を含む、ひらがなの典型的な字形をまとめています。くずし字のひらがなに、どんな字形があるかを学んでください。

くずし字の字形を学ぶ

くずし字データベース検索は、現代日本語の文字を入力すると、古典籍で実際に使われたくずし字を検索できます。実物のくずし字の字形をたくさん見ながら、字形のバリエーションを学んでください。

AIの助けを借りて学ぶ

みを(miwo)は、くずし字資料の画像をアップロードするとAIがくずし字を認識するくずし字OCRのアプリです。くずし字資料を実際に読んでみて、読めない文字があったら、「みを」で確認してみてはどうでしょうか。AIの助けを借りながら、くずし字資料の読み方を学んでください。

みんなで助け合いながら学ぶ

みんなで翻刻(外部サイト)は、くずし字資料を読んで翻刻した結果を、みんなで共有できるサービスです。わからない文字があれば、他の参加者に聞くことともできます。仲間の助けを借りながら、くずし字資料をどんどん読んでいきましょう。

自分で資料を作りながら学ぶ

そあん(soan)は、くずし字画像を自分で生成できるサービスです。すでに内容がわかっているテキストの内容をくずし字変換することで、内容(文法、語彙も含む)の解読が不要となり、文字の学習に集中できるようになります。身近な日本語をくずし字変換しながら、くずし字に親しんでいきましょう。

自動的に生成される資料から学ぶ

edomi ニュースは、そあん(soan)を用いて、10分ごとに最新ニュースをくずし字に変換して表示するサービスです。定期的に与えられるクイズのように最新ニュースに挑戦しながら、読める文字を少しずつ増やしていきましょう。

そあん(soan)について

そあん(soan)は、現代日本語テキストをくずし字画像に変換し共有できるサービスです。日本の出版史上もっとも美しい書物の一つと言われる「嵯峨本」の古活字を素材として、誰もがデジタル組版できるソフトウェア/サービスを提供します。

そあん(soan)を学びに使う方法については、「そあん」の活用 - 教育もご覧ください。