伊勢物語

台紙の表に五紙、裏に六紙、合計十一紙を貼って画帖に仕立てたもの。紙の大きさは約一四・五×一七・二糎。それぞれを八十七、九、四、八十一、五段/八十七、七十一、二十二、二十、二十三、九段の順に貼付する。各紙下方に絵を描き、上方に対応する文章を記し、同時に両方を鑑賞できる紙面となっている。文章はほぼ伊勢物語本文と一致するが、長くなる場合は要約している。ただし、どの場合も必ず和歌が書かれており、その字配りに工夫が見られるのが特徴である。絵はすべて構図が『伊勢物語』[98-102]の挿絵と似ており、共通の粉本(絵の手本)に基づいたものと推定される。(藤島)

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書誌情報(メタデータ)

項目 内容
DOI doi:10.20730/200024492
国文研書誌ID 200024492
統一書名 伊勢物語
統一書名よみ いせものがたり
刊写の別
記載書名連番 記載書名表記 記載書名よみ 記載書名種別 1 伊勢物語図帖 いせものがたりずじょう 帙
書写連番 書写者 書写年 書写表部編等 1 宣慶
オープンデータ分類 日本文学(伊勢物語)
作品通番 728
親子構造 単独
書誌種別 W
コレクションID 3045050
コレクション略称表記 国文研鉄心斎
著作ID 157
形態 19.0×24.2cm,中
冊数 1帖
注記 〈写〉葛岡宣慶写。〈形〉折帖。
原資料請求記号 98-382
解題 台紙の表に五紙、裏に六紙、合計十一紙を貼って画帖に仕立てたもの。紙の大きさは約一四・五×一七・二糎。それぞれを八十七、九、四、八十一、五段/八十七、七十一、二十二、二十、二十三、九段の順に貼付する。各紙下方に絵を描き、上方に対応する文章を記し、同時に両方を鑑賞できる紙面となっている。文章はほぼ伊勢物語本文と一致するが、長くなる場合は要約している。ただし、どの場合も必ず和歌が書かれており、その字配りに工夫が見られるのが特徴である。絵はすべて構図が『伊勢物語』[98-102]の挿絵と似ており、共通の粉本(絵の手本)に基づいたものと推定される。(藤島)

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