室町源氏胡蝶巻

二世柳亭種彦作の合巻。二十三篇からは山々亭有人、弄月亭綾彦が遺作を継ぐ。内容は、妖艶非常の二美人、女侠胡蝶と山媛秋津を軸に、忠臣義侠の活躍を織りこんだ小説。書名の「源氏胡蝶」は板元紅英堂の「聞熟(なれ)たるが通りがよい」という販売戦略に著者が随ったためで、その世界は紫文と皆目異なる。七篇上、八篇上、八編下、九篇上、九篇下が残存。

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書誌情報(メタデータ)

項目 内容
DOI doi:10.20730/200009728
国文研書誌ID 200009728
統一書名 室町源氏胡蝶巻
統一書名よみ むろまちげんじこちょうのまき
刊写の別
記載書名連番 記載書名表記 記載書名よみ 記載書名種別 1 小蝶のまき こちょうのまき 見||2 室まち源氏小蝶巻 むろまちげんじこちょうのまき 見||3 室町源氏胡蝶のまき むろまちげんじこちょうのまき 外
出版表連番 書肆 刊年 出版表部編等 1 蔦屋/吉藏〈江戸〉 慶応2 八編||2 蔦屋/吉藏〈江戸〉 慶応3 九編
オープンデータ分類 日本文学(源氏物語)
作品通番 119
親子構造
書誌種別 和古書
コレクションID 3045000
コレクション略称表記 国文研
著作ID 511228
形態 17.7×11.6cm,中
冊数 5冊
残欠 七編上・八編上下・九編上下存
原資料請求記号 ナ4-550-1~5
解題 二世柳亭種彦作の合巻。二十三篇からは山々亭有人、弄月亭綾彦が遺作を継ぐ。内容は、妖艶非常の二美人、女侠胡蝶と山媛秋津を軸に、忠臣義侠の活躍を織りこんだ小説。書名の「源氏胡蝶」は板元紅英堂の「聞熟(なれ)たるが通りがよい」という販売戦略に著者が随ったためで、その世界は紫文と皆目異なる。七篇上、八篇上、八編下、九篇上、九篇下が残存。

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